縄延びや縄縮みがあると面積はどうなるのしょうか

■ 縄延び、縄すなわち測量の物差しがゴムのように延びることです。
物差しが延びると実際の面積はどうなるでしょう。
実際には1mの長さが、物差しが伸びているために公簿上0.8mと測定されたとします。
この物差しで測量すると、実測面積>公簿面積となります。
実測面積=1.0m×1.0m=1.0㎡ > 公簿面積=0.8m×0.8m=0.64㎡
昔、農民から税を徴収する場合、農地の面積に応じて年貢の額を決めていたそうです。
税を納める農民の立場からすると、農地の面積は少ない方が良かったのです。
■ それでは、縄縮みとはどういう意味でしょうか。
物差しが縮むと実際の面積はどうなるでしょう。
実際には1mの長さが、物差しが縮んでいるために公簿上1.2mと測定されたとします。
この物差しで測量すると、実測面積<公簿面積となります。
実測面積=1.0m×1.0m=1.0㎡ < 公簿面積=1.2m×1.2m=1.44㎡
昔、大名は石高で藩の格が決まりました。
3万石よりも5万石の大名の方が良かったのです。
今で言えば、市に該当するためには人口5万人が必要です。
色々な面で市の方が得をしますね。
というように私は聞きましたが真偽のほどはわかりません。
今回はここまで