縄延びや縄縮みがあると面積はどうなるのしょうか 2016年8月1日 2017年8月12日 WRITER 水口清一 この記事を書いている人 - WRITER - 水口清一 ◎ 龍ヶ崎市の個人開業税理士&1級FP技能士です。 定年まで東京国税局に勤務していました。 ◎ 業務は相続税申告が中心です。 ◎ 中小企業の廃業を少しでも防ぐため事業承継に取り組んでいます。 ■ 縄延び、縄すなわち測量の物差しがゴムのように延びることです。 物差しが延びると実際の面積はどうなるでしょう。 実際には1mの長さが、物差しが伸びているために公簿上0.8mと測定されたとします。 この物差しで測量すると、実測面積>公簿面積となります。 実測面積=1.0m×1.0m=1.0㎡ > 公簿面積=0.8m×0.8m=0.64㎡ 昔、農民から税を徴収する場合、農地の面積に応じて年貢の額を決めていたそうです。 税を納める農民の立場からすると、農地の面積は少ない方が良かったのです。 ■ それでは、縄縮みとはどういう意味でしょうか。 物差しが縮むと実際の面積はどうなるでしょう。 実際には1mの長さが、物差しが縮んでいるために公簿上1.2mと測定されたとします。 この物差しで測量すると、実測面積<公簿面積となります。 実測面積=1.0m×1.0m=1.0㎡ < 公簿面積=1.2m×1.2m=1.44㎡ 昔、大名は石高で藩の格が決まりました。 3万石よりも5万石の大名の方が良かったのです。 今で言えば、市に該当するためには人口5万人が必要です。 色々な面で市の方が得をしますね。 というように私は聞きましたが真偽のほどはわかりません。 今回はここまで この記事を書いている人 - WRITER - 水口清一 ◎ 龍ヶ崎市の個人開業税理士&1級FP技能士です。 定年まで東京国税局に勤務していました。 ◎ 業務は相続税申告が中心です。 ◎ 中小企業の廃業を少しでも防ぐため事業承継に取り組んでいます。 前の記事 -Prev- 相続専門家という言葉は具体的に誰のことを指していますか 次の記事 -Next- 【重要】土地の評価上の区分である評価単位の意味と内容を教えてください 関連記事 - Related Posts - 関連記事はありませんでした 最新記事 - New Posts - 水に浮いたー小学4年の夏 山の向こうを見たかったー小学5年の夏 祖父の教え 殴られて腹も立たなかった不思議な体験 - Comments - コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト